退院まで。
手術から3日経っても熱が下がらず点滴も抜けないままずっとベッドの上で過ごしていました。
前回の入院の時とは全然違う状況に、私も不安で不安で仕方なかった。
ここまで熱が続くと、感染症の疑いありとのことで小児科の先生が来て検査をしました。
インフルエンザの検査の時にやる、あの綿棒のようなものを鼻に突っ込まれて泣き叫ぶ娘を見て泣きそうになった。
しかも5本も。
あの検査は大人でも苦痛だもん、可哀想でした。
結果は全て陰性。
風邪の症状もないし、もう少し様子見ましょうってことでその日も点滴が抜けないまま就寝。
次の日、朝の検温で37度台まで下がってて
先生のOKが出れば点滴抜こうね!って言われて少し安心しました。
娘も少し元気になって、プレイルームに歩いて行けるほど回復。
片手はギプス、もう片方は点滴(手の甲)の状態なのでおもちゃでは遊べず...
絵本を何冊も読んで時間を潰しました。
プレイルームにいる時に小児科の先生が来て点滴を抜いてくれることに!
サッと抜いてくれて、絆創膏を貼ってもらいました。
ここから自由にとはいかないけどおもちゃで遊べるようになった娘は、ここまでの不調が嘘だったかのように遊び始めました。
ご飯もおやつもしっかり食べて、久しぶりのシャワータイム。
今回の手術、傷口は手だけじゃなくてお腹から皮膚を移植してるのでお腹にも傷があってシャワーの時は苦労しました。
お腹の傷口が濡れないように保護テープを貼ってシャワーを浴びるんだけど、このテープ剥がすのが大変...
剥がすのが痛くて大声で泣くし、動いて中々剥がせないし、剥がした跡は真っ赤だし...
これが毎日続くのか...ってちょっと憂鬱だった。
まぁでも毎日洗わなくたって死なないし、一日おきにするか!
浴びない日は身体拭けばいい!!
って考えてたけど、無理だった。
すっかり元気いっぱいになった娘は一日中動き回ってるし、歌いながら踊るし...汗だく。
酸っぱいニオイがするし汗疹になるのがイヤだから毎日シャワー!!
その度に病棟中に響き渡る泣き声、とても騒がしい子として有名になりました。
よく食べ、よく遊び、よく歌い、よく泣く。
夜は寝付きはいいものの、夜泣きがひどくて夜中に抱っこして廊下を徘徊する毎日。
そんなこんなしてるうちについに退院日。
やっと家に帰れる!と嬉しい反面、家に帰ってからも抜糸するまでは毎日泣き叫ぶんだろうなってのを考えたらまたまた憂鬱に...
なんか変な気持ちのまま退院したのを憶えています。
この記事を書いてるのが手術の約1年後なんだけど、今年も手術が決まってます。
1週間後に入院をひかえてて、自宅待機中です。(コロナの影響で入院前2週間は自宅待機)
色んな不安があるけど、とりあえず無事に入院して予定通り手術をするのが目標です。
そろそろ準備せねば!